パーマの話パートⅢ
今回は、パーマに使うトリートメント剤について
お話しますね。
よく美容室に行くと「新しいパーマが入りました」とか
「痛まないパーマが入りました」と言われた事ってありますよね?
「痛まない」とか「新しい」ってとても期待しちゃいません?
このパーマをかければ、髪が良くなっちゃうとか・・・
でも、パーマをかけてみても変わらなかった、手触りは良かったけど
しばらくしたら元に戻ってしまった。。。
つるつる、しっとり、すべすべ、などの感触と言うのは、
パーマ液に入っているトリートメント剤やパーマの前に
使うトリートメント剤によって変わってくるんです。
一般的に、パーマの前に使うトリートメント剤は、
ケラチン、コラーゲン、油分(ホホバなどの植物油)、コート剤、
が使われます。
ケラチン・・・張り
コラーゲン・・しっとり感
油分・・・・・軟らかい感触
コート剤・・・つるつる感
これらを上手に使うとこのような感触が得られるんです。
しかし、メーカーによってないよう成分も様々で色々な
トリートメント剤が使われています。
結論を言うと、
原材料の安いパーマ液を使っても、これらのトリートメント剤を
上手く使うと高級なパーマ液でパーマをかけたみたいになっちゃうんです。
これらをどう使うかが美容師の腕の見せ所の一つでもあるんですけど・・。
実際は、パーマ液というのは、トリートメント剤だけではなく
アルカリ剤、還元剤の量や物によって髪に及ぼす影響は
ずいぶん違うのですが。。。
又、髪の毛の根元から毛先までというのは同じ状態でないことが
多いんです。
なぜなら、根元は健康な毛ですよね。
毛先に行くにしたがってカラー毛だったり、パサツキがあったりして
ダメージが多くなってくるんですね。
なので、根元、中間、毛先の状態は全然違うんです。
ですから、我々プロの美容師は、パーマをかけるのにも
2,3種類のお薬を使い分けたり、毛質、状態を見てトリートメント剤を
使い分けたりしないといけないんです。
3回に渡ってパーマのお話をしましたが分かりましたでしょうか
分からないことや疑問に思うことがありましたら
お気軽に連絡くださいね。
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