2009年06月18日
トリートメントの秘密
「トリートメントをしてるのに髪が痛んでしまうんです」
と言う方が結構います。
なぜだと思いますか???
本来トリートメントと言うのは、お髪を傷めないように
予防するものなんです。
もっと平たく言うと、痛んだ髪を修復(健康状態に戻す)
作用は全くない物なんですよ。
なので、一度痛んだお髪にいくらトリートメントをしても
元どうりには修復できないんです。
でも、トリートメントをすると手触りが良くなるじゃん!
これはどう言うことよ!!
そうですよね。
手触りは良くなりますよね。
では、なぜかと言うと・・・
髪の毛の表面と言うのは、キューティクルと言う
うろこ状のものが一杯くっ付いているんです。
体で言うと皮膚の部分に当たります。
髪が痛むとこのキューティクルが剥がれてしまいます。
ペンキが塗ってある壁を思い浮かべてください。
塗りたての壁って触るとツルツルしてますよね。
しかし時間が経ちペンキが所々剥がれてくると
ザラザラして手触りも悪くなりますよね。
でも、ペンキを塗りなおすと手触りが良くなりますよね。
髪も同じなんです。
髪も痛んでくるとキューティクルが所々剥がれてきて
ゴワゴワしたり絡みやすくなったり、広がったり
してきます。
ここで、無くなったキューティクルの変わりに
コート剤(髪の表面に薄い膜をつける)をつけるんです。
だから手触りが良くなるんです。
しかし、このコート剤は水に溶けるので定期的に使わないと
元の手触りの悪い状態に戻ってしまいます。
壁のペンキだと、同じ塗料で塗りなおせばOKですが
髪の場合は、剥がれたキューティクルと同じもの
をつけることが出来ないんです。
なので、コート剤でカバーするしかないんですよね。
美容室でトリートメントしても、1カ月もすれば
元に戻っちゃうし、自宅で一生懸命お手入れしても
良くならない秘密がここにあるわけです。
だったら痛んだ髪は切るしかないの?
もっともっと伸ばしたいのに!!
と思ったあなた!
ご安心ください^^
最近の美容業界も日進月歩でとても良いものも
出てきていますので髪の痛みでお悩みの方は
ご来店の際にお気軽にご相談くださいね!
長野市駅前美容室Cielo(シエロ)のHPはこちら
と言う方が結構います。
なぜだと思いますか???
本来トリートメントと言うのは、お髪を傷めないように
予防するものなんです。
もっと平たく言うと、痛んだ髪を修復(健康状態に戻す)
作用は全くない物なんですよ。
なので、一度痛んだお髪にいくらトリートメントをしても
元どうりには修復できないんです。
でも、トリートメントをすると手触りが良くなるじゃん!
これはどう言うことよ!!
そうですよね。
手触りは良くなりますよね。
では、なぜかと言うと・・・
髪の毛の表面と言うのは、キューティクルと言う
うろこ状のものが一杯くっ付いているんです。
体で言うと皮膚の部分に当たります。
髪が痛むとこのキューティクルが剥がれてしまいます。
ペンキが塗ってある壁を思い浮かべてください。
塗りたての壁って触るとツルツルしてますよね。
しかし時間が経ちペンキが所々剥がれてくると
ザラザラして手触りも悪くなりますよね。
でも、ペンキを塗りなおすと手触りが良くなりますよね。
髪も同じなんです。
髪も痛んでくるとキューティクルが所々剥がれてきて
ゴワゴワしたり絡みやすくなったり、広がったり
してきます。
ここで、無くなったキューティクルの変わりに
コート剤(髪の表面に薄い膜をつける)をつけるんです。
だから手触りが良くなるんです。
しかし、このコート剤は水に溶けるので定期的に使わないと
元の手触りの悪い状態に戻ってしまいます。
壁のペンキだと、同じ塗料で塗りなおせばOKですが
髪の場合は、剥がれたキューティクルと同じもの
をつけることが出来ないんです。
なので、コート剤でカバーするしかないんですよね。
美容室でトリートメントしても、1カ月もすれば
元に戻っちゃうし、自宅で一生懸命お手入れしても
良くならない秘密がここにあるわけです。
だったら痛んだ髪は切るしかないの?
もっともっと伸ばしたいのに!!
と思ったあなた!
ご安心ください^^
最近の美容業界も日進月歩でとても良いものも
出てきていますので髪の痛みでお悩みの方は
ご来店の際にお気軽にご相談くださいね!
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2009年06月17日
パーマの話パートⅢ
今回は、パーマに使うトリートメント剤について
お話しますね。
よく美容室に行くと「新しいパーマが入りました」とか
「痛まないパーマが入りました」と言われた事ってありますよね?
「痛まない」とか「新しい」ってとても期待しちゃいません?
このパーマをかければ、髪が良くなっちゃうとか・・・
でも、パーマをかけてみても変わらなかった、手触りは良かったけど
しばらくしたら元に戻ってしまった。。。
つるつる、しっとり、すべすべ、などの感触と言うのは、
パーマ液に入っているトリートメント剤やパーマの前に
使うトリートメント剤によって変わってくるんです。
一般的に、パーマの前に使うトリートメント剤は、
ケラチン、コラーゲン、油分(ホホバなどの植物油)、コート剤、
が使われます。
ケラチン・・・張り
コラーゲン・・しっとり感
油分・・・・・軟らかい感触
コート剤・・・つるつる感
これらを上手に使うとこのような感触が得られるんです。
しかし、メーカーによってないよう成分も様々で色々な
トリートメント剤が使われています。
結論を言うと、
原材料の安いパーマ液を使っても、これらのトリートメント剤を
上手く使うと高級なパーマ液でパーマをかけたみたいになっちゃうんです。
これらをどう使うかが美容師の腕の見せ所の一つでもあるんですけど・・。
実際は、パーマ液というのは、トリートメント剤だけではなく
アルカリ剤、還元剤の量や物によって髪に及ぼす影響は
ずいぶん違うのですが。。。
又、髪の毛の根元から毛先までというのは同じ状態でないことが
多いんです。
なぜなら、根元は健康な毛ですよね。
毛先に行くにしたがってカラー毛だったり、パサツキがあったりして
ダメージが多くなってくるんですね。
なので、根元、中間、毛先の状態は全然違うんです。
ですから、我々プロの美容師は、パーマをかけるのにも
2,3種類のお薬を使い分けたり、毛質、状態を見てトリートメント剤を
使い分けたりしないといけないんです。
3回に渡ってパーマのお話をしましたが分かりましたでしょうか
分からないことや疑問に思うことがありましたら
お気軽に連絡くださいね。
長野市駅前美容室Cielo(シエロ)のHPはこちら
お話しますね。
よく美容室に行くと「新しいパーマが入りました」とか
「痛まないパーマが入りました」と言われた事ってありますよね?
「痛まない」とか「新しい」ってとても期待しちゃいません?
このパーマをかければ、髪が良くなっちゃうとか・・・
でも、パーマをかけてみても変わらなかった、手触りは良かったけど
しばらくしたら元に戻ってしまった。。。
つるつる、しっとり、すべすべ、などの感触と言うのは、
パーマ液に入っているトリートメント剤やパーマの前に
使うトリートメント剤によって変わってくるんです。
一般的に、パーマの前に使うトリートメント剤は、
ケラチン、コラーゲン、油分(ホホバなどの植物油)、コート剤、
が使われます。
ケラチン・・・張り
コラーゲン・・しっとり感
油分・・・・・軟らかい感触
コート剤・・・つるつる感
これらを上手に使うとこのような感触が得られるんです。
しかし、メーカーによってないよう成分も様々で色々な
トリートメント剤が使われています。
結論を言うと、
原材料の安いパーマ液を使っても、これらのトリートメント剤を
上手く使うと高級なパーマ液でパーマをかけたみたいになっちゃうんです。
これらをどう使うかが美容師の腕の見せ所の一つでもあるんですけど・・。
実際は、パーマ液というのは、トリートメント剤だけではなく
アルカリ剤、還元剤の量や物によって髪に及ぼす影響は
ずいぶん違うのですが。。。
又、髪の毛の根元から毛先までというのは同じ状態でないことが
多いんです。
なぜなら、根元は健康な毛ですよね。
毛先に行くにしたがってカラー毛だったり、パサツキがあったりして
ダメージが多くなってくるんですね。
なので、根元、中間、毛先の状態は全然違うんです。
ですから、我々プロの美容師は、パーマをかけるのにも
2,3種類のお薬を使い分けたり、毛質、状態を見てトリートメント剤を
使い分けたりしないといけないんです。
3回に渡ってパーマのお話をしましたが分かりましたでしょうか
分からないことや疑問に思うことがありましたら
お気軽に連絡くださいね。
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18:59
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2009年06月16日
パーマのお話パートⅡ
前回は、パーマ液の種類と中身についてを
お話しました。
さて、今回は、なぜ美容室に行くと値段の高いパーマと
安いパーマがあるのかお話したいと思います。
その前に、もう少しだけパーマ液についてお話しますね。
パーマのお薬には、チオグリコール酸塩とシスチン酸塩の
2種類のお薬があると前回お話しました。
チオグリコール酸塩・・・値段が安い
シスチン酸塩 ・・・値段だ高い
これは、原材料が高いって事なので当然、
我々が材料屋さんからパーマ液を買うときに
シスチン酸塩のお薬の方が値段が高くなります。
しかし、ぶっちゃけ、そんなに値段て変わらないんですよ。
実は、同じシリーズのパーマ液があったとします。
例えるなら、市販のシャンプーでも、軟らかい髪用、普通の毛用、硬い毛用
見たいに分かれてますよね。
こんな感じで、パーマ液もそのシリーズによって、健康毛用、痛んだ髪用、
すごく痛んだ髪用に分かれているんです。
シンプルなシリーズだと2種類。
たくさんあっても4種類ぐらいなんです。
2種類のシリーズのパーマ液はどんなパーマ液かと言うと
健康毛(かかりの強いお薬)と
ダメージ毛(かかりの弱いお薬)に分けられます。
この中身は、強いお薬はチオグリコール酸塩が入ったパーマ液です。
弱いお薬の方はシスチン酸塩とチオグリコール酸塩両方が入った
お薬なんです。
※純粋にシスチン酸塩のみのパーマ液というのは、パーマのかかりが
ものすごく弱い(実用的でない)ので現在では作られていないみたいです。
なので、シスチン酸塩にチオグリコール酸塩を混ぜることにより
幅の広い(様々な髪に対応できる)お薬が作られています。
我々が材料屋さんからパーマ液を買う値段なのですが
この二つの値段の差は、ほとんどのパーマ液が約15%
の違いなんですよ。
そもそも、パーマ液の値段はそんなに高額ではないので
材料費としてみたときには、数百円の差なんです。
しかし、パーマ液の値段もメーカーやそのシリーズにより
様々なんです。
ここまで話してしまったので全部話しちゃいますね。
一般的なパーマ液の値段の差はですね
だいたい25%ぐらいの差です。
この差もやはり数百円の差なんです。
こんなこと言うと、原価が分かってしまいますね。
例えば、あるメーカーが2種類のシリーズのパーマ液を2種類ずつ
出していたとしますね。
1種類のシリーズは、普通のランクのパーマ液、
もう1つの方は、高級なパーマ液とします。
当然、強いお薬と、弱いお薬の2種類なのですが、
普通のランクの強いお薬の値段が¥1200だとします。
そうすると、弱いお薬は¥1400になります。
高級なシリーズのパーマ液の強いお薬は、¥1600、
弱いお薬は¥1800こんな感じになります。
では、この2種類のシリーズのお薬の値段の違いは
どこにあるかと言うとですね。
パーマ液に入っている数%しか入っていない添加剤(トリートメント)の
種類の違いがほとんどなんです。
簡単に説明すると、パーマをかけた後の手触りが良いか
の違いなんですよ。
でもですね、この添加剤に使われているトリートメントは
そんなに重要じゃないんです。
なぜかと言うと、パーマをかける前(前処理と言います)
に、何か髪に付けられた経験ってありますよね?
これもトリートメント剤なんです。
これらを上手に使うと、高級なパーマの手触りと
同じ感触が再現できるんです。
この前処理に使うトリートメント剤も様々な
物があるんですね。
次回はパーマに使うトリートメント剤のお話をしますね。
この説明で分かりますかね?
分からなかったらお気軽にメールくださいね!
長野市駅前美容室Cielo(シエロ)のHPはこちら
お話しました。
さて、今回は、なぜ美容室に行くと値段の高いパーマと
安いパーマがあるのかお話したいと思います。
その前に、もう少しだけパーマ液についてお話しますね。
パーマのお薬には、チオグリコール酸塩とシスチン酸塩の
2種類のお薬があると前回お話しました。
チオグリコール酸塩・・・値段が安い
シスチン酸塩 ・・・値段だ高い
これは、原材料が高いって事なので当然、
我々が材料屋さんからパーマ液を買うときに
シスチン酸塩のお薬の方が値段が高くなります。
しかし、ぶっちゃけ、そんなに値段て変わらないんですよ。
実は、同じシリーズのパーマ液があったとします。
例えるなら、市販のシャンプーでも、軟らかい髪用、普通の毛用、硬い毛用
見たいに分かれてますよね。
こんな感じで、パーマ液もそのシリーズによって、健康毛用、痛んだ髪用、
すごく痛んだ髪用に分かれているんです。
シンプルなシリーズだと2種類。
たくさんあっても4種類ぐらいなんです。
2種類のシリーズのパーマ液はどんなパーマ液かと言うと
健康毛(かかりの強いお薬)と
ダメージ毛(かかりの弱いお薬)に分けられます。
この中身は、強いお薬はチオグリコール酸塩が入ったパーマ液です。
弱いお薬の方はシスチン酸塩とチオグリコール酸塩両方が入った
お薬なんです。
※純粋にシスチン酸塩のみのパーマ液というのは、パーマのかかりが
ものすごく弱い(実用的でない)ので現在では作られていないみたいです。
なので、シスチン酸塩にチオグリコール酸塩を混ぜることにより
幅の広い(様々な髪に対応できる)お薬が作られています。
我々が材料屋さんからパーマ液を買う値段なのですが
この二つの値段の差は、ほとんどのパーマ液が約15%
の違いなんですよ。
そもそも、パーマ液の値段はそんなに高額ではないので
材料費としてみたときには、数百円の差なんです。
しかし、パーマ液の値段もメーカーやそのシリーズにより
様々なんです。
ここまで話してしまったので全部話しちゃいますね。
一般的なパーマ液の値段の差はですね
だいたい25%ぐらいの差です。
この差もやはり数百円の差なんです。
こんなこと言うと、原価が分かってしまいますね。
例えば、あるメーカーが2種類のシリーズのパーマ液を2種類ずつ
出していたとしますね。
1種類のシリーズは、普通のランクのパーマ液、
もう1つの方は、高級なパーマ液とします。
当然、強いお薬と、弱いお薬の2種類なのですが、
普通のランクの強いお薬の値段が¥1200だとします。
そうすると、弱いお薬は¥1400になります。
高級なシリーズのパーマ液の強いお薬は、¥1600、
弱いお薬は¥1800こんな感じになります。
では、この2種類のシリーズのお薬の値段の違いは
どこにあるかと言うとですね。
パーマ液に入っている数%しか入っていない添加剤(トリートメント)の
種類の違いがほとんどなんです。
簡単に説明すると、パーマをかけた後の手触りが良いか
の違いなんですよ。
でもですね、この添加剤に使われているトリートメントは
そんなに重要じゃないんです。
なぜかと言うと、パーマをかける前(前処理と言います)
に、何か髪に付けられた経験ってありますよね?
これもトリートメント剤なんです。
これらを上手に使うと、高級なパーマの手触りと
同じ感触が再現できるんです。
この前処理に使うトリートメント剤も様々な
物があるんですね。
次回はパーマに使うトリートメント剤のお話をしますね。
この説明で分かりますかね?
分からなかったらお気軽にメールくださいね!
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2009年06月11日
パーマの中身って!?
美容室に行くと何種類か金額の違うパーマがあり
金額の高い方が髪にやさしいパーマですとか
髪が痛まないお薬ですなどと説明を受けたことありませんか?
どーせかけるならいいお薬でとパーマをかけたのにかけてみると
痛まない薬でかけたはずなのに・・・
かけた時は手触りが良かったけど・・・などなど。。
こんな経験したことありません?
ではでは、ここでパーマのお薬の種明かしをしちゃいますね。
(でもですね、こんなこと書いちゃったら業界の方たちからお叱りを受けるかも
なので内緒にしといてくださいね。)
パーマの成分は、還元剤(これが入っていないとパーマはかかりません)
、アルカリ剤(アンモニアなどが入っています)、水、助剤(トリートメント等)
が入っています。
法律で定められている還元剤と言うのは、
チオグリコール酸塩、シスチン酸の2種類があり
それぞれ法律で入れられる量が決まっています。
チオグリコール酸塩は
80ml(1人分)に対して
コールド式・・・7ml
加温式・・・・・5ml
シスチン酸は
コールド式・・・12ml
加温式・・・・・9ml
これ以上入れるとパーマ液として認可しませんよ
ってことなんです。
※コールド式、加温式と言うのは、パーマのお薬を付けた後
機械で温めたりしますよね。この違いです。
これを見ると、コールド式より加温式の方が
還元剤の入っている量が少ないですよね。
どういう事かと言うと、熱を加えると化学反応が
早くなるんです。
なので、薬の作用が早くなり危険も伴うため加温式の方が
還元剤の量が少ないんです。
また、シスチン酸塩の方が入っている量が多いですね。
なぜかと言うとチオグリコール酸塩と比べてパーマのかかりが
弱いお薬なんです。しかも、シスチン酸塩のパーマ液の方が
チオグリコール酸塩のお薬よりも値段が高いんです。
なので、美容室のパーマの値段の違いはここにもあります。
値段の違いはこれだけではないのですが・・・
え?これ以外の違いは?とか
どっちのお薬の方が髪に優しいの?
なんて思いますよね。
これは後々お話します。
では、残りの90%は何が入っているかと言うと
多い順に水、アルカリ剤、助剤です。
これらの量はメーカーやお薬の種類によって様々です。
助剤に関しては、全体のほんのちょっとしか入っていません。
正確ではないのですが3%未満かなって気がします。
(ちゃんと調べときますね)
アルカリ剤の中身は主にアンモニア、モノエタノールアミンが入っています。
なぜ、アルカリ剤を使うかと言うと
髪の毛は通常弱酸性なんです。
酸性の状態では還元剤が髪の中に入っていくことが出来ません。
しかし、アルカリにすると還元剤が髪の中に入って行くんですよ。
なので、このアルカリ剤もパーマ液には無くてはならないもの
なんです。
水は、これらを薄める感じのものですね。
これがパーマ液の中身です。
日本で使われている全てのパーマ液はこのように作られています。
なので、値段の高いパーマ液も、安いパーマ液も全て
同じように作られているんですね。
次回は、安い、高いパーマ液の違いは?
に触れて行きたいと思います。
説明わかりましてでしょうか?
質問などお気軽にしてくださいね。
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金額の高い方が髪にやさしいパーマですとか
髪が痛まないお薬ですなどと説明を受けたことありませんか?
どーせかけるならいいお薬でとパーマをかけたのにかけてみると
痛まない薬でかけたはずなのに・・・
かけた時は手触りが良かったけど・・・などなど。。
こんな経験したことありません?
ではでは、ここでパーマのお薬の種明かしをしちゃいますね。
(でもですね、こんなこと書いちゃったら業界の方たちからお叱りを受けるかも
なので内緒にしといてくださいね。)
パーマの成分は、還元剤(これが入っていないとパーマはかかりません)
、アルカリ剤(アンモニアなどが入っています)、水、助剤(トリートメント等)
が入っています。
法律で定められている還元剤と言うのは、
チオグリコール酸塩、シスチン酸の2種類があり
それぞれ法律で入れられる量が決まっています。
チオグリコール酸塩は
80ml(1人分)に対して
コールド式・・・7ml
加温式・・・・・5ml
シスチン酸は
コールド式・・・12ml
加温式・・・・・9ml
これ以上入れるとパーマ液として認可しませんよ
ってことなんです。
※コールド式、加温式と言うのは、パーマのお薬を付けた後
機械で温めたりしますよね。この違いです。
これを見ると、コールド式より加温式の方が
還元剤の入っている量が少ないですよね。
どういう事かと言うと、熱を加えると化学反応が
早くなるんです。
なので、薬の作用が早くなり危険も伴うため加温式の方が
還元剤の量が少ないんです。
また、シスチン酸塩の方が入っている量が多いですね。
なぜかと言うとチオグリコール酸塩と比べてパーマのかかりが
弱いお薬なんです。しかも、シスチン酸塩のパーマ液の方が
チオグリコール酸塩のお薬よりも値段が高いんです。
なので、美容室のパーマの値段の違いはここにもあります。
値段の違いはこれだけではないのですが・・・
え?これ以外の違いは?とか
どっちのお薬の方が髪に優しいの?
なんて思いますよね。
これは後々お話します。
では、残りの90%は何が入っているかと言うと
多い順に水、アルカリ剤、助剤です。
これらの量はメーカーやお薬の種類によって様々です。
助剤に関しては、全体のほんのちょっとしか入っていません。
正確ではないのですが3%未満かなって気がします。
(ちゃんと調べときますね)
アルカリ剤の中身は主にアンモニア、モノエタノールアミンが入っています。
なぜ、アルカリ剤を使うかと言うと
髪の毛は通常弱酸性なんです。
酸性の状態では還元剤が髪の中に入っていくことが出来ません。
しかし、アルカリにすると還元剤が髪の中に入って行くんですよ。
なので、このアルカリ剤もパーマ液には無くてはならないもの
なんです。
水は、これらを薄める感じのものですね。
これがパーマ液の中身です。
日本で使われている全てのパーマ液はこのように作られています。
なので、値段の高いパーマ液も、安いパーマ液も全て
同じように作られているんですね。
次回は、安い、高いパーマ液の違いは?
に触れて行きたいと思います。
説明わかりましてでしょうか?
質問などお気軽にしてくださいね。
長野市駅前美容室Cielo(シエロ)のHPはこちら
2009年06月10日
始めまして
こんにちは。
長野市駅前の美容室Cieloです。
二線路通にある小さな美容室です。
よろしくお願いします。
自己紹介を兼ねてCieloの店名の由来をお話ししたいと思います。
Cieloはスペイン語で「空」、「天」という意味があります。
なので、テンプレートを「空」にしました!
ところで何故、スペイン語を店名にしたかというと・・・
今から約12年前のことです。
そのころ、出店をするにあたりお世話になった先輩方に
挨拶方々ご相談をしに東京に行っていた時に師匠に言われたある事が
きっかけでスペインに行くことになりました。
昼はスペインの美容室を数軒覗いてみたり
ガウディの建築物を観たり、美術館に行ったりし、
夜は、ワインを飲みながらフラメンコを観たり
バルセロナのヨットハーバーでまたまたワインと
パエリアで酔いしれていました。
滞在期間中はタイミング良く白夜で夜の9時頃まで明るく
滞在中は毎晩のように地中海の夕暮れの景色を見に
行っていました。
夕暮れの真っ赤に染った地中海、耳を澄ますと穏やかな波の音、
そして地中海の海の幸とワイン・・・
話が脱線してしまいましたが、日中の澄み渡る青い空、
夕日に包まれた真っ赤な空、ほろ酔い気分で観た夜空に輝く星達、
6月のスペインは最高でした!
ここに店名の由来が隠されていたんです。
そして「空に羽ばたく」そんなイメージで
つけたのが「cielo」なんです。
長野市駅前美容室Cielo(シエロ)のHPはこちら
長野市駅前の美容室Cieloです。
二線路通にある小さな美容室です。
よろしくお願いします。
自己紹介を兼ねてCieloの店名の由来をお話ししたいと思います。
Cieloはスペイン語で「空」、「天」という意味があります。
なので、テンプレートを「空」にしました!
ところで何故、スペイン語を店名にしたかというと・・・
今から約12年前のことです。
そのころ、出店をするにあたりお世話になった先輩方に
挨拶方々ご相談をしに東京に行っていた時に師匠に言われたある事が
きっかけでスペインに行くことになりました。
昼はスペインの美容室を数軒覗いてみたり
ガウディの建築物を観たり、美術館に行ったりし、
夜は、ワインを飲みながらフラメンコを観たり
バルセロナのヨットハーバーでまたまたワインと
パエリアで酔いしれていました。
滞在期間中はタイミング良く白夜で夜の9時頃まで明るく
滞在中は毎晩のように地中海の夕暮れの景色を見に
行っていました。
夕暮れの真っ赤に染った地中海、耳を澄ますと穏やかな波の音、
そして地中海の海の幸とワイン・・・
話が脱線してしまいましたが、日中の澄み渡る青い空、
夕日に包まれた真っ赤な空、ほろ酔い気分で観た夜空に輝く星達、
6月のスペインは最高でした!
ここに店名の由来が隠されていたんです。
そして「空に羽ばたく」そんなイメージで
つけたのが「cielo」なんです。
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